この記事では、説得力を高める方法をかなり詳しく書きました。
ぜひご覧ください。
説得力を高める方法
説得には3つの要素が関係しています。
①あなた自身
②伝える内容
③あなたが説得する相手
このうちあなたの力で変えられるものは
①あなた自身
②伝える内容
です。
つまり、この2つが相手に及ぼす影響を知れば、あなたの説得力を高めることができるようになるということです。
あなた自身のこと
あなたが相手に与える印象によって説得力の効果は大きく異なってきます。
例えば、営業マンが2人いたとします。
二人とも全く同じ実力をもっており全く同じ言葉を喋ります。
しかし、最初に渡す名刺に書いてある肩書が
1人は会社の代表
もう1人は就職したての新人だったとします。
この場合、お客さんがこの二人の営業マンに抱く印象は同じでしょうか?
おそらく会社の代表の名刺を渡した人のほうが信頼されて営業成績がよくなるでしょう。
では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
あなたの信憑性が説得力を高める。
信憑性とは「専門性」と「信頼性」から成り立っています。
専門性は、話題に対する専門知識の高さです。
例えば説得力の本が2つあって
1つは、学生が書いた本
もう一つは、心理学部の教授が書いた本
ほとんどの人が教授が書いた本の方を選びますよね。
これは教授のほうが専門性があると判断されたため選ばれたのです。
このことから、肩書が重要だということが分かりますよね。
もし、あなたに専門性を証明するような肩書があるなら、相手に呈示すると良いです。
信頼性は相手があなたを信用している度合いです。
信頼性を高めるための方法として営業職の中では有名なテクニックがあります。
それは、自分が売りたい商品のデメリットを呈示することです。
なぜデメリットを呈示することが信頼性を高めるとこに繋がるのかというと
「デメリットを教えてくれるなんて、この人は正直な人だ」という印象を相手は持つからです。
このように、専門性と信頼性を操作して相手に与えることであなたの印象は大きく変わります。
あなたの魅力が説得力を高める
魅力というとイケメン、美女などを想像するかもしれません。
これも魅力ですが、私たちが自発的に操作することができない魅力です。
私たちが簡単に操作できる魅力のテクニックは2つです。
① 類似性
② 初頭効果
人は、自分と似ている人が魅力的だと感じる性質があります。
これが類似性と呼ばれるものです。
例えば、同じ出身地や同じ趣味を持っているといった類似です。
こういった類似を見つけるためには、相手に的確な質問をして自分との類似点を見つけることが必要です。
初頭効果は簡単に言えば第一印象が大事だということです。
人は、最初に感じた印象でその人の印象を決めるという傾向があります。
では、人が最初に感じる印象とは何でしょうか?
それは、外見の印象と喋り方です。
外見の印象とは、顔の表情や服装や髪型といったものです。
外見の印象は場面によって使い分ける必要があります。
喋り方は、
優しい印象を与えたいのであれば、少し高い声でゆっくりと話すのが良いでしょうし、しっかりとした人という印象を与えたいのであれば、低い声で伝えたいことをハキハキと端的に話すのが良いでしょう。
伝える内容のこと
説得力のある内容の伝え方は4つあります。
① 結論を先に述べる
② データ化された証拠を呈示する
③ 分かりやすく説明する。
④ みんな同じだということを教える
結論を先に述べて説得力を高める
相手に伝えたいことをなかなか言わずにダラダラと話をしていると相手は「この人は何を伝えたいんだ」という思いになり腹立たしくなってきます。
なのでまず結論を先に述べてそのあとに詳しい説明をするようにしましょう。
データ化された証拠を呈示して説得力を高める
実際に数値化されたデータをみることでより信憑性が高まります。
この商品を使った人のうち90パーセントが満足と回答したというようなものです
。
わかりやすく説明する
難しいことを淡々と述べていると知的だという印象を抱かれるかもしれません。
しかし、なにを言っているのかわからないと結局は、「よくわからないからいいや」となってしまいます。
よくいう話ですが、小学生にでも分かるように説明することが大切です。
みんな同じだということを教えて説得力を高める
人は、””自分だけ””という状況で不安を感じます。
なので「これだけの人が~をしています」といわれると何となく安心して信用してしまいます。
一番人気と書かれた商品がよく売れるのはこの原理です
みんなが注文しているからきっといい商品なんだろうと安心するためです。
まとめ
今回は、説得するあなた自身のことと、話す内容について述べました。
さらに、下記の記事に、有名な説得力を高めるテクニックをまとめましたので、良ければご覧ください。
ということで以上になります。