成長心理学

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【新入社員に向けて】仕事に行きたくない、辞めたいという悩みを解決します。

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仕事のストレスに関する研究は、組織心理学で扱われています。

 

今回は、組織心理学の研究から、仕事に行きたくない、辞めたいという人にはどのような原因があるのかをみていきます。

 

そして、その原因の解決策を紹介します。

 

目次

 

 

仕事に行きたくない、辞めたいという悩みを解決する

 

組織心理学の研究で分かった、働く人の悩みを見てみましょう。

 

・ 職場の人間関係

・ 仕事の量、質

・ 仕事に自信がない

・ 入社したての時の辛さ

・ 仕事の適正

 

これら5つが、多くの人が抱えている悩みです。

 

1つずつみていきましょう。

 

 

職場の人間関係

 

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この悩みが、仕事をする人達を苦しめる1番の原因です。

働いている人達のうち、40%以上もの人が人間関係にストレスがあると回答しています。

 

このストレスが重度になると神経症になるので、放っておいてよいものではありません。

 

さっそく解決案を挙げていきます。

 

関係性を最低限にとどめる

 

職場の人間は、適切な距離感を保つことが大切です。

 

距離が近すぎると、相手に過剰に干渉されることがストレスの原因になります。

距離が遠すぎても、仕事の効率が落ちることがわかっています。

 

仕事上の人間関係には、関係性を最低限に留めるルールがあるといわれています。

このルールは、過去の記事にまとめてありますのでご覧ください。

 

www.saikyoninkgen.work

 

嫌な人が職場にいる時は、退職覚悟で話し合う

 

退職覚悟と少し過剰に書きましたが、極限まで人間関係に追い詰められている人には必要なことです。

 

自分が、相手に対して感じている不満や、自分の感情など伝えることが解決の一歩です。

 

伝える場面としては、大勢の人がいる前はNGです。

自分も言いにくいでしょうし、相手も周りに人がいる時に指摘されると不満が募ります。

2人になった時に切り出すのが良いです。

 

現在、このストレスによって体調に異常がある人は、一度仕事を休むことをお勧めします。

カウンセリングにいけるのであればいきましょう。

 

過去のカウンセリングの事例として、ストレスで出勤できないほどの体調異常を持ったクライエントが、仕事を一時休業して回復した後に、自分の思いをもって再び職場へ行き、苦手な上司と話し合うというものがありました。

 

このクライエントは休業中に自分の弱みと向き合い、そしてそれを上司に打ち明けたということから自分に、自信をもつことができました。

 

結果的に仕事は退職しましたが、新しい職場で新たなスタートを切ることができました。

 

退職覚悟で話し合うというのは、自分を守るためにも必要な姿勢です。

 

 

仕事の量、質

 

仕事の量が多すぎることや、仕事の質が自分に合わないというストレスを抱えている人も多くいるようです。

 

これを改善するには下記の2つです。

 

・上司に仕事量が多い、質が合わないことを伝える

・仕事の優先順位を決めて、効率をあげる

 

効率化して、解決できるのであればそうすればいいのですが、おそらくそういった次元の問題ではないという人が多いでしょう。

 

となると上司に伝えることが得策かと思われます。

この方法も過去記事にまとめてありますのでご覧ください。

 

www.saikyoninkgen.work

 

これは、かなり伝えづらいことだということは、よく分かります。

しかし、「伝えずに大量の仕事を受け持つこと」と「思い切って伝える勇気」を天秤にかけてみてください。

 

そして、再びどうすべきか考えてみると良いと思います。

 

 

仕事に自信がない

 

この悩みは、新入社員に多くみられます。

なにかのきっかけがあり、このような気持ちを持つようになります。

 

この悩みを持つ人の特徴は、なにかミスをした時や、上司に怒られた時に「自分は能力のない人間なんだ」と劣等感を抱く傾向があります。

 

こういう人は、考え方を変えることに解決の糸口があります。

 

新入社員の人であれば、仕事ができないことはあたりまえです。

なので、ミスをしたことや、上司に叱られたことを負い目に感じる必要はありません。

 

しかし、その代わりに同じミスをしないように努力をしましょう。

ミスをしたら、劣等感を抱くのではなく、その事例から学ぶという姿勢を持ちます。

 

怒られたり、ミスをしたら「このミスをしないためにはどうすべきだろう」と考えるようにします。

そうして、仕事をどんどん吸収していきます。

 

これを繰り返していくことが、仕事に対して自信を持てるようになる方法です。

 

ミスをして怒られることは、仕事を覚えるうえでかなり効果的なので上司の怒りを学習に利用するような気持ちでいると良いと思います。

 

 

入社したての時の辛さ

 

これは「1年目の危機」と呼ばれます。

入社1年目に、ほとんどの人がぶつかる壁です。

 

なぜこのようなことになるのかというと、原因はいくつもあるのですが主なものは3つです。

 

・ 入社前との環境の変化

・ 就業時間の長さ

・ 仕事への責任

です。

 

入社後数か月で仕事を辞める人は、これらの原因が多いと言われています。

 

では、これらの壁を乗り越えられる人と、そうでない人の違いはなんでしょうか?

忍耐量はもちろんあると思いますが、それだけではありません。

 

一年目危機を乗り越えるためには

 

1年目危機を乗り越えられる人と、そうでない人の違いは、2つです。

 

・ 周りに自分と同じレベルの同僚などがいるか

・ 自分が成長して、会社のためになっているということが目に見えて分かるか

 

自分と同じレベルの人の同僚や、年の近い先輩は、自分の悩みに共感してくるでしょう。

この体験は、すごく大事なものです。

 

なぜかというと、周りがベテランばかりで同じレベルの人がいないと、自分に対して「無力感」がのしかかります。

これが、仕事をする上で大きなストレスに変化していきます。

 

また、自分の成果が目に見える形で呈示されることは、自分を肯定する上で大切になります。

 

もし、これらのことが整っていないのであれば、学生時代の友人など同じような境遇にある人に話をしてみることが効果的です。

 

自分の感情を言葉にすることで、気持ちが楽になることは明らかにされているので、やってみることをお勧めします。

 

 

仕事の適正

 

これは、今の仕事が自分あってないと感じている人です。

これについても過去記事にまとめてありますのでご覧ください。

 

www.saikyoninkgen.work

 

今の仕事が自分にあっていないと感じる人は、自分がどのような仕事を求めているのかを知ることから始まります。

 

 

まとめ

 

仕事に行きたくない、辞めたいと感じる度合いは、人によってさまざまです。

 

なので対処方法は人によって異なりますが、現在体調に異常があるという人は、カウンセリングを直ちに受けて仕事を休むことを念頭に置いて治療していくことを勧めます。

 

このまま放っておけばなんとかなると思わないようにしてください。

心の病気は、重症化すると立ち直るのにかなり苦労をします。

 

よい仕事環境を自分で作るという気持ちでいることが大切です。

 

 

ということで以上になります。