成長心理学

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他者からの承認を求めると、人間関係に疲れてしまう【アドラー心理学で考え方を変える】

人間関係に疲れたと感じている人や、他者との関わり方に悩んでいる人向けの記事です。

 

アドラーは、「人間の悩みのすべては、人間関係の悩み」であると考えています。

 実際、アドラーの人間関係についての考えは、かなり革命的なものです。

 

分かりやすく解説しますので、ぜひご覧ください。

 

他者からの承認を求めると、人間関係に疲れてしまう

 

アドラーは、他者からの承認は、求めてはいけないと言っています。

 

とはいっても、相手からの評価は、やっぱり気になるし、相手に嫌われたくないと思うのはあたりまえです。

 

しかし、相手からの承認を求めることには、多大な労力が必要なんです。

 

なので、極力、労力を使わずに、生きていくことが、人間関係に疲れない方法だといえます。

 

 

なぜ、他者からの承認を求めてはいけないのか

 

他者からの承認を求めてはいけない理由は、下記の2つです。

 

1 相手に認められる自分を作ることはかなり疲れる

2 自分の価値観で動けなくなる

 

これら2つを簡単に説明していきます。

 

相手に認められる自分を作ることはかなり疲れる

まず、相手に認められるためには、相手が自分に対して、何を求めているのかを推測する必要があります。

 

しかし、実際は、相手が自分に、何を求めているのか見極めることは、不可能に近いほど難しいです。

なのでこの努力は、無駄に等しいものとなります。

 

そして、さらに相手に認められる自分を作るためには、自分の性格や態度を変化させることも必要です。

 

こんなことをやっていたら、疲れるのも当然です。

 

自分の価値観で動けなくなる

他者からの承認を受けるために、生きている人は、他者から良く思われる行動しかとらなくなります。

 

例えば、目の前でいじめられている子がいたとします。

自分の価値観に沿って生きている人は、この子を助けるでしょう。

しかし、他者の承認を受けるために生きている人は、「自分がこの子を助ける瞬間を、見ている人がいるか」で行動を判断します。

 

このような生き方では、誰のために生きているのか分からなくなります。

 

なので、アドラーは自分の価値観に従って生きるための考えとして「課題の分離」という概念を提唱しました。

課題の分離については下の記事にまとめましたので、よければご覧ください。

 

www.saikyoninkgen.work

 

 

人間関係が楽になるアドラー心理学の考え

 

アドラーは、「他者のため生きることに、価値がある」と言っています。

 

なぜアドラーが、こういった考えをもったかというと、「人は、誰かの役に立ったと感じた時に、自分に価値があると感じられる」と気づいたからです。

 

ここで、最初のテーマである、他者からの承認について話を戻します。

他者からの承認を求めることは、他者から褒めてもらうこと。

つまり、自分のためにする行動です。

 

これでは、他者のために生きているとは、言えません。

 

なので、考え方を「他者から認められたい」から「他者に貢献したい」に変えることが必要です。

 

そして、アドラーの考えによると、他者に貢献することが、結果的に自分の価値を高めます。

 

 つまり、他者へ貢献したいと思って生きることが、承認欲求から脱出する方法であり、理想的な生き方だということです。

 

まとめ

 

承認を求めて生きることは、多大な労力を必要とするため考え方を「承認を得たい」→「他者に貢献したい」に変える必要があります。

 

そして、他者に貢献することは、結果的に自分の価値を高めるため、自分もちゃんと幸せになれるというわけです。

 

アドラーの考えは、飽くまで仮説ですので、賛否両論あると思います。

なので、僕は、自分が納得できる考えだけ、取り入れています。

 

アドラー心理学は非常に面白いので、興味があれば、ぜひ書籍を読んでみてください。