成長心理学

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人と比べてしまう癖と向き合う【成長したいならこれしかない】

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人と比べてしまう癖があると、自分より上位の人がいる時、強烈な不安感に襲われますよね。

 

今回は、この不安感と上手く向き合う方法を紹介していきます。

 

人と比べてしまう癖と向き合う


アドラーが提唱した、「課題の分離」という概念を紹介します。

 

この考え方は、人と比較することで生じる不安感を失くすことに加えて、自己の成長にも役立ちます。

 

課題の分離で自分と向き合う

 

課題の分離の考えは、「自分の課題と他者の課題を分離して考える」というものです。

 

例えば、授業でグループワークをするとしましょう。

その時、人と自分を比べてしまう人は、「周りのみんなは、賢いのに自分は頭が良くないから無能だと思われるかも・・」と考えるでしょう。

 

これは、課題の分離ができていない考え方です。

 

この時、課題の分離ができている人は、自分の課題は、何であるか考えます。

自分の課題は、「グルーブワークとして与えられた問題を全力で遂行すること」ですよね。

 

一方、周りがあなたのことを無能だと思うか思わないかは、他者の課題です。

この評価をあなたが操作することはできませんし、相手があなたのことをどう思うかは、相手の自由です。

 

自分の課題と他者の課題を分離するようにしましょう。

また、他者と比較するのではなく、「自分が今すべきことはなにか」を考えることにシフトしましょう。

 

こうすることで、人と比較することから生じる不安感を感じず、自分の課題と向き合うことができます。

 

貢献感を持って、人と比べる癖と向き合う

 

貢献感とは、自分が、他者のために貢献したと感じることです。

この考えもまた、課題の分離と同じように、人と比べることで生じる不安感から解放されます。

 

先ほどの例をもう1度見てみましょう。

グループワークを行う時、周りの人が自分より賢い人ばかりだったら「無能だと思われないだろうか」と思うでしょう。

 

しかし、この考えは、自分主体の考えで、他者のために貢献することとは、かけ離れています。

 

他者への貢献感を軸にした考え方はこうです。

「自分は、このグループのためになにをしようか」

 

このように考えることで、他者と比較せず、自分のやるべきことが見えてきます。

 

人と比較する癖を直すのはもったいない

 

人と比較して、自分の方が下だと分かったら、不安になります。
この不安感が行動の原動力となることも多々あります。

例えば、あなたが、テストで70点を取ったとします。
でも、周りが90点だった。

そんな時、猛勉強しますよね。

これは、他者と比較したことから生じた原動力です。

このように不安感を利用して、行動に移すという方法もあります。

 

また、適度な不安感を持つことで、準備をしっかりとするようにもなります。

 

過度な不安感は、行動を抑制しますが、ある程度不安感をもつことも、また必要です。

 

人と自分を比べた上で、自分の課題に取り組む

 

人と比べることを直せと言われて、すぐに直すことはできないと思います。

人は、そんな機械のようなものではないので。

 

人と比べる癖のある人が、辛いと感じる時は、周りより自分が劣っているのではないかと不安に感じた時だと思います。

 

なので、人と自分を比較した後、劣等感を感じて萎縮するのではなく、今の現状で、自分になにができるかを考えるという姿勢を持つと良いでしょう。

 

劣等感を感じたり、他者の評価を気にしたりしても、現状はなにも変化しません。

また、他者の評価が自分の現状に影響を与えるわけでもありません。

 

常に、自分になにができるかという考えをもつようにしましょう。

 

ということで以上になります。